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どうように造られているか把握していますか?
壁の中、屋根の下、基礎の中、どのように造られているか、家が完成してしまうと見ることができなくなります。家が近く、頻繁に見に行けたとしても、しっかり施工されているかどうかは、専門家でないとわかりません。
家はたくさんの人の手によって、たくさんの部材を組み合わせ、約4ヶ月~半年をかけて、建てられていきます。
第三者検査は、設計図書の通り、正しく施工されてるかをチェックし、現場の施工写真を撮影し、記録致します。
より一層の安心感で、ずっと住み続けていただきたいと思います。
良い家?
「弊社の家は日本一!」という住宅会社は全国にたくさんありますが、「弊社の家はちょっと自信がないです」という住宅会社は、なかなかありませんよね?
じゃあ「弊社の家は日本一!」の根拠は何でしょうか?
いろいろあるかと思いますが、例えば『施工の安心、見える化』の場合、大手ハウスメーカーさんには『標準施工マニュアル』というものがあります。このマニュアルに沿って、現場監督さんが管理し、各協力業者さんは一定の施工精度を持って、家を建てて行きます。決め事やルールには、当然、根拠があり、あるとないとでは、完成度も大きく変わっていきます。
それでは住宅会社さんはと言うと、マニュアルを持っているところが少なく、現場監督さんや協力業者さんのスキルや力量によって、施工の精度が不安定なものになります。
『標準施工マニュアル』を作成し、施工の精度が高い、日本一の住宅会社になりませんか?
きれいな現場
弊社の検査員さんたちに「施工が良い建築現場ってどのような現場ですか?」弊社の検査員さんにと聞くと、「やっぱり、きれいな現場だよ!」と言われます。私もよく検査立会いで、建築現場に行くのですが、やはりきれいな建築現場は本当に問題点が少ないです。隅々まで、チェックすることができます。
以前、訪問した工務部長さんが、きれいな現場についてお聞きしたことあります。
「うちの現場はディズニーランドで行っている掃除の定義を実践しているんだよ!」
「どのようなことですか?」と尋ねると、
「赤ちゃんがはいつくばっても、服にほこりが付かないレベル。ディズニーランドのような大きな敷地で出来て、建築現場で出来ないはずがない。だからお客様が現場見学に来られても、基本スリッパを用意しない」と。
きれいな建築現場は、安心な施工の基準となります。
年間の検査棟数は120棟限定
つづくでは、品質検査を年間120棟(10棟/月)の限定で行っております。
弊社の 行う"品質検査" は、数多くの棟数をこなす検査ではなく、丁寧かつ慎重に、安全で安心な家づくりを目指す工務店様と一緒に取り組んでおります。また品質検査に携わる検査員も下記のようなスキルが必要となります。
1.有資格者であること。(1級建築士もしくは、2級建築士)
2.検査に必要なスキルを持つ。(正しく図面が読め、十分な知識と現場経験があること)
3.問題点を見つけ、説明できる。(問題点とは「建築現場と図面が違うこと」「仕様書通りに施工されていない」等が挙げられます)
私たちは、工務店様と同じ目線で、お施主様の一生の住まい方を思い描き、品質検査を実施していきます。
役に立つ知識
今、お取引のある工務店様と約1年間のスケジュールで、「現場監督に必要な知識を学ぶ」勉強会を実施しております。内容は、現場管理に必要な知識から建築の歴史、各法規、間取り、構造計算等、長期優良住宅、ZEHなど、とても役に立つ必要な事です。
建築業界は「見て学べ」、誰も教えてはくれません。また判断がつかないグレーな部分が多くあります。これを解決するには、豊富な経験と知識を持っている人から学ぶことです。私も勉強会に同席しておりますが、知れば知るほど、役に立つことばかりです。是非、現場監督さん、以外の設計の方、営業の方にも聞いていただきたい内容です。