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検査員のやりがい
愛知・岐阜・三重を中心に日本全国の新築の第三者検査を手掛けるつづく代表川井です。
現在、検査員を募集しております。
今回は検査員のやりがいとメリットについて書いてみたいと思います。
・自分のペースで仕事ができる
私がお付き合いいただいてる検査員さんは、設計事務所を経営されている方、設計に関わる仕事をされている方、かし保険検査員を兼務されるなど。ご自身のペースで設計の仕事が多くなると検査を少なくし、設計の仕事が少なくなると検査の仕事を多くしとバランスよくこなされています。決してノルマ制ではないので、ご安心ください。
・様々な建築現場に携わることができる
検査員の仕事をする=建築が好き、もっといろんな建築現場を見たいという方が多くおられます。工務店様によっての建築に対する想いや工夫、多種多様な工法等の数多くのことが検査を通し、経験できると思います。
・男女年齢問わずできる仕事
検査員の仕事は男女は問いません。建築が好きで、良いお家づくりしたいと思う気持ちが大切です。
簡単な説明でしたが、是非、お問い合わせくださいませ。
検査員の仕事内容
愛知・岐阜・三重を中心に日本全国の新築の第三者検査を手掛けるつづく代表川井です。
私たちが行っている品質検査の検査員の仕事内容について書いていきます。
まず初めに品質検査の目的は「良いお家を一緒につくるための検査」で、決して粗探しをするものではありません。品質検査を通し、よりよい多くの家が建てられるよう、工務店様、協力業者様と一緒に取り組んでいます。
さらにお施主様の安心を守るために行っています。
それでは実際に行っていただく検査の仕事内容は次の通りです。
【仕事内容】
1.各図面と建築現場でなされている施工の整合性をチェック
2.品質検査チェックシートの各項目をチェックし、その施工写真をスマートフォンで撮影
3.品質検査終了後、立会いをいただいた現場監督様へ検査結果を報告
4.帰宅後、当日検査した物件の検査報告書を作成
ご興味のある方は、是非お声がけくださいませ。
10/11の現場見学会を終えて
愛知・岐阜・三重を中心に日本全国の新築の第三者検査を手掛けるつづく代表川井です。
無事見学会を終え、ご参加をいただいた工務店の皆様、誠にありがとうございました。またこの見学会場にご協力いただきましたAOKEN様ありがとうございました!実は今回はじめて、ずっとやりたかった企画、この現場を見て欲しく、良い現場を共有したく思っていました。
そして見学会がスタートした直後、あまりにもきれいな現場で、みなさんの興味は『養生の方法』へ、養生シートの材料、使用している養生テープ、そして貼り方など、とてもマニアックなところから、まさに現場でしかわからない、話せない内容と発見でした。まさに私が思った展開と企画の主旨でした。
この後は、電気配線と現場管理の方法!電気配線については、この職人さんでしか成せない配線に全員すごいの一言。そしてこの配線をする意味など、盛りだくさんの内容。その他にもたくさんの工夫やノウハウで、話が尽きることなく、約2時間の見学会が終了しました。
最後、帰りがけに外壁屋さんのこだわり、胴縁の釘の位置とスパンが、均一に打たれている。もうお腹いっぱい!!AOKEN様の職人さんはこだわり満載の現場見学会となりました。
次回も、企画したいと思います!
☆ご紹介した工務店 株式会社AOKEN https://aokenhome.jp/
耐震と検査のこと
愛知・岐阜・三重を中心に日本全国の新築の第三者検査を手掛けるつづく代表川井です。
近年、各地で地震が発生し、南海トラフ地震の予兆と言われ、いつ起きてもおかしくない状況と言われています。それに伴い、新築を建てられるお施主様からも注目され、耐震等級3の取得の希望、問合せが多くなってきていると聞きます。
今回のテーマに入る前に、耐震等級3についてご説明致します。
- 耐震等級3とは、耐震等級1の1.5倍の耐震性能があり、住宅性能表示制度で定められた耐震性の中でも最も高い耐震基準です。災害時の救護活動や災害復興の防災拠点となる消防署・警察署など、その多くが耐震等級3で建設されています。
- 耐震等級3を建てるには、①限界耐力計算や保有水平耐力計算などの法律で定められた構造計算をクリアすること、②住宅性能評価機関による審査に合格する、が必要です。
上記のことは、建築現場でしっかりと施工されているかは、別の話。たとえ構造計算された各図面、住宅性能評価機関で合格した内容が建築現場で行われていなければ、意味がありません。
耐震等級3の建物は、下記のような施工方法によって耐震性を向上させている場合もあります。私たちは第三者の立場で、下線のあるポイントを検査し、施工記録として数多くの写真を残しております。
例えば、
・筋交いや構造用面材を入れた強度の高い耐力壁を採用する
→筋交いは正しい位置に、正しく取り付けられているか?
→構造用面材は正しい釘間隔で打たれているか?釘の打ち忘れはないか?
・建物の柱や梁、接合部の強度を上げる
→接合部の金物などが正しい位置、正しく取付けをされているか?
・地盤と基礎を丈夫にして建物に加わる揺れや振動を抑える
→基礎配筋について、図面通りの施工がされているか?
など。
どうように造られているか把握していますか?
壁の中、屋根の下、基礎の中、どのように造られているか、家が完成してしまうと見ることができなくなります。家が近く、頻繁に見に行けたとしても、しっかり施工されているかどうかは、専門家でないとわかりません。
家はたくさんの人の手によって、たくさんの部材を組み合わせ、約4ヶ月~半年をかけて、建てられていきます。
第三者検査は、設計図書の通り、正しく施工されてるかをチェックし、現場の施工写真を撮影し、記録致します。
より一層の安心感で、ずっと住み続けていただきたいと思います。