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どうように造られているか把握していますか?
壁の中、屋根の下、基礎の中、どのように造られているか、家が完成してしまうと見ることができなくなります。家が近く、頻繁に見に行けたとしても、しっかり施工されているかどうかは、専門家でないとわかりません。
家はたくさんの人の手によって、たくさんの部材を組み合わせ、約4ヶ月~半年をかけて、建てられていきます。
第三者検査は、設計図書の通り、正しく施工されてるかをチェックし、現場の施工写真を撮影し、記録致します。
より一層の安心感で、ずっと住み続けていただきたいと思います。
良い家?
「弊社の家は日本一!」という住宅会社は全国にたくさんありますが、「弊社の家はちょっと自信がないです」という住宅会社は、なかなかありませんよね?
じゃあ「弊社の家は日本一!」の根拠は何でしょうか?
いろいろあるかと思いますが、例えば『施工の安心、見える化』の場合、大手ハウスメーカーさんには『標準施工マニュアル』というものがあります。このマニュアルに沿って、現場監督さんが管理し、各協力業者さんは一定の施工精度を持って、家を建てて行きます。決め事やルールには、当然、根拠があり、あるとないとでは、完成度も大きく変わっていきます。
それでは住宅会社さんはと言うと、マニュアルを持っているところが少なく、現場監督さんや協力業者さんのスキルや力量によって、施工の精度が不安定なものになります。
『標準施工マニュアル』を作成し、施工の精度が高い、日本一の住宅会社になりませんか?
年間の検査棟数は120棟限定
つづくでは、品質検査を年間120棟(10棟/月)の限定で行っております。
弊社の 行う"品質検査" は、数多くの棟数をこなす検査ではなく、丁寧かつ慎重に、安全で安心な家づくりを目指す工務店様と一緒に取り組んでおります。また品質検査に携わる検査員も下記のようなスキルが必要となります。
1.有資格者であること。(1級建築士もしくは、2級建築士)
2.検査に必要なスキルを持つ。(正しく図面が読め、十分な知識と現場経験があること)
3.問題点を見つけ、説明できる。(問題点とは「建築現場と図面が違うこと」「仕様書通りに施工されていない」等が挙げられます)
私たちは、工務店様と同じ目線で、お施主様の一生の住まい方を思い描き、品質検査を実施していきます。
品質検査Ⅱ
今日は “品質検査” が工務店様にもたらすメリットについてお話しします。
工務店様は、大まかに分けて、社長(経営者)、営業、工務(現場監督など)の3つの職務で成り立っているかと思いますが、それぞれに対して “品質検査” から得られるメリットがあります。
まず、社長(経営者)様にとってのメリットですが、“品質検査” によって施工記録を長期間残し、自社の建物に対する施工責任を全うできます。
次に、営業ご担当者様にとってのメリットですが、お客様に「この建物は大丈夫?」と聞かれた場合でも、「自社の管理と第三者機関による検査を受けているのでご安心ください」と胸を張ってお答え頂けます。
お客様に、“安心できる家”を、自信と根拠を持って提供ができるのです。
そして、工務ご担当者様にとってのメリットですが、現場管理の効率化ができます。
自分の知識に加えて、検査で問題点を抽出し、改善、その後問題のないことを確認した上で、次の工程に進める。現場の管理や進捗状況の把握に充分、活用することができます。
本来、営業、工務、全ての責任は社長(経営者)様が引き受けるかと思いますが、それは大変な責任かと思います。
それが “品質検査” をすることで、体系的に解決ができます。
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もちろん、弊社の “品質検査” を採用していただいたからと言って、100%安心・完璧な家ができる、とは言い切れません。
先ずは、施工品質の大切さを共有し、お施主様が安心して住むことができる「一生の家」を、共に作ってゆけたらと強く思います。
品質検査Ⅰ
前回までに、”瑕疵(かし)保険検査”と”品質検査”の違いについて説明致しました。
今日は”品質検査”の有効性についてお話しします。
私が考える ”品質検査” の最大の有効性は、家を建てる人(工務店様) と家に住む人(施主様)の両方に、有益な検査だという事です。
工務店様には「安全な家ができる」、施主様には第三者機関による検査を通して「安心な家が建てられる」というメリットが同時に提供されます。
工務店様にとって「安全な家ができる」について、具体的には下記となります。
・図面と一致した正しい家ができる
・品質検査のチェック項目にて、施工写真、隠ぺい部(かし部分を含む)写真を詳細に記録する
・検査ごとに施工状態をチェックし、間違えた施工を防ぐことができる
次回は、工務店様にとっての “品質検査” がもたらすメリットについて、もう少し詳しくお話しします。