BLOG(ブログ)
2023-02-06 09:24:00
かし保険検査と品質検査Ⅱ
前回は義務であり基本である ”瑕疵(かし)保険検査” についてお話ししました。今日は ”瑕疵保険検査” に対し、精度を上げた検査により「施工品質」に何より重点を置いた“品質検査”についてお話しします。
“品質検査”とは、民間の第三者検査機関である弊社が提供するサービスです。
“品質検査” の内容 :
①建築現場にて図面通りに施工がなされているか、整合性をチェック
②瑕疵保険の検査対象部分(※1)に加え、見え隠れする建物の主要部分を的確なタイミングで更に細かく、厳密に検査
③検査結果は写真にて記録し、品質検査報告書を製本し、お渡し致します
※1 瑕疵保険の検査内容とは、『構造耐力上主要な部分および雨水の浸入を防止する部分』
この検査の特徴として、下記が挙げられます。
①第三者による徹底した品質管理を行い、最大10回の現場検査を行う
②検査は有資格者(一級建築士もしくは二級建築士)によって行われる
③専用のシステムにて情報を管理し、履歴を蓄積することにより、建物の維持管理にも活用が可能
上記により”品質検査” は、作り手(住宅事業者様)と住まい手(お施主様)の安全と安心を、「施工品質」の観点から具現化する検査と言えます。
“品質検査” の有効性等については、次回お話しできたらと思います。